沖縄の海には、たくさんのサンゴ礁があり、沖縄にとって欠かせない大切な存在です。
近年、その大切なサンゴが温暖化などの様々な要因により、危機的な状況にさらされているのです。
このままでは世界のサンゴの3分の1が絶滅してしまうともいわれています。
そこで!沖縄のサンゴ礁の現状をみなさんに知っていただき、サンゴ礁を再生するのにお力を貸していただきたいのです!
実はわたしたちにもサンゴのためにできることがあります!!沖縄にきて、ダイビング体験して、実際自分の目でサンゴの美しさを感じ、そしてサンゴの再生に携わることができる。
きっとそんなすばらしい経験はあなたにとって心に残る時間になるはずです。
『サンゴ礁』について知っていますか?
きれいな海を彩るサンゴ。植物のように思われがちですが、実は動物です。
クラゲやイソギンチャクの仲間に分類される刺胞動物の一種で触手に毒針を持っています。
役割としては、動物でありながら植物のように二酸化炭素を吸収し、酸素をつくり出す働きをしています。それだけではなく、海の生物の住処になっていたり、海を浄化する働きもしているので海中だけではなく、地球にとって大きな役割を担っているのです。
沖縄のサンゴ礁は世界の半数以上?!
サンゴは世界中の海に約600-800種類ほど生息しているといわれていて、なんと沖縄にはその半数以上のサンゴが生息しているといわれています。
また国内で見られるサンゴは約400種類でそのうち380種類以上は沖縄で確認されています。沖縄はサンゴの種類が豊富なことがわかりますね。
沖縄のサンゴ礁はほとんどが(裾礁:きょしょう)と呼ばれる島のまわりにできるタイプです。サンゴ礁は隆起して島を作ることもあり、竹富島や黒島、水納島などはなんとサンゴ礁からできた島といわれています!
沖縄のサンゴ礁は現在危機的状況?!
出典:https://22nd-century.jp/environment-issues/sango-bleaching/
実は沖縄のサンゴ礁は、様々な要因によって危機的状況にさらされているのです。
サンゴ衰退の大きな要因の一つとして、海水温の上昇があげられます。
海水温の上昇が起こると、サンゴと共生している褐虫藻が体内からなくなってしまいサンゴの骨格が見え、白化現象が起こります。
一時的なら大丈夫ですが、この白化現象が長く続くと栄養素が届かなくなり死滅につながります。近年温暖化の傾向があり、海水温も上昇してきています。
恩納村は『サンゴの村』
当店ピンクマーリンクラブがある沖縄の“恩納村”は、世界一サンゴにやさしい村として『サンゴの村』宣言をしています。
行政・村民・事業所が一体となり、自然環境にやさしい村づくりに取り組んでいます。
例えば、サンゴ基金としてサンゴの研究をしている大学や研究者の方への助成制度やサンゴの学習機会を設けたりしています。
気になった方は公式サイトご覧ください。
サンゴのためになにかできる?植付け体験ダイビングコース
「自分もサンゴの為になにかしたい!」と感じてくれた方におすすめなのが、ピンクマーリンクラブのサンゴ植付け体験ダイビングコース!!
ライセンスがなくても、もちろんダイビングしたことない方でも参加できます。
インストラクターが一緒に潜り、サポートしますので安心です。
植付け作業も簡単なのでどなたでも参加していただけます!
作業の後はダイビングも楽しむことができるので、サンゴの力になって沖縄の海も楽しめて一石二鳥ですね。
まずサンゴも実際の海で自分の目で見る機会も沖縄以外の場所ではなかなかないと思うので、いい機会ですね。
※ダイビングが不安な方は下記の記事参考にしてください。
では実際のサンゴ植付け体験ダイビングの様子をご紹介します!
こちらがサンゴの苗です!
サンゴがひっついている基盤のところにボルトがついてます。
このボルトを差し込むところの穴をあけていきます。
穴をあける作業は簡単な操作の工具を使います。
方法は、ぐるぐる回すだけ!!
一生懸命グルグルまわして
ガリガリと穴あけてますね!
しっかりインストラクターが支えますので心配なく作業に集中できます。
こんな感じで植付けを行っていきます!
いかがでしたか?
植付け作業も簡単ですね!
さいごに(まとめ)
サンゴの現状を知ってもらえることが第一歩です。
ひとりでも多く現状を知ったうえで自分も力になりたいと行動を起こしてくれる方をお待ちしております!!
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