こんにちは!インストラクターの佐藤です。
ピンクマーリンクラブでは他のダイビングショップでは行くことができない恩納村近郊のオリジナルダイビングポイントへ、多数ご案内しています。
今回、紹介するのは恩納階段前というポイント。
ダイビングショップの裏にある港からボートで15分~20分、北に移動したところにある、初心者の方から地形が楽しめるポイントとして、人気のポイントです!
「恩納階段前」ってどんなポイント?
恩納階段前というポイント名の由来ですが
ボートからの方を見ると大きな螺旋状の階段が見えるので、それがそのままポイント名となりました。
このポイントの特徴は、砂地と岩場で構成された地形でアーチやトンネルを通っていきます。
好奇心を刺激してくれる楽しいポイントです。
アーチやトンネルといっても難しいスキルを要求しないので、
「地形ポイントって難易度が高そう・・・」
といった初心者ダイバーさんにもおすすめです。
水深は8m~20m。
実際にライセンス取得直後のオープンウォーターダイバーさんをガイドさせて頂きましたが、難しそうに潜っている様子もなく楽しんでいらっしゃいました!
岩場のアーチにはネムリブカという人を襲わない臆病なサメが身を隠す場合として潜んでいることが多いです。
気づかれなければじっくり様子を観察する事やカメラ撮影することができます。
岩の隙間から差し込む光とサメのシルエットが幻想的で
このポイントをオススメする理由の一つでもあります。
このポイントを潜るときは岩の隙間を通ったり、暗がりを覗く場面が多くなるので
水中ライトを持って行くと夜行性の生物を多くみることができます。
ちょっとした冒険気分を味わうことができるのもこのポイントの魅力です。
個人的には岩や差し込む光が作り出す幻想的な景色がこのポイントの強みだと思います。
透明度もかなり悪いところは見たことがないので通年透明度は安定して良いのかなと思います。
「恩納階段前」を楽しめるおすすめの時期
おすすめの時期は、7月~10月の夏の時期です。
先ほど言ったように地形がメインとなるので、入り組んだ岩に差し込む夏の強い日差しが幻想的な風景を皆様に見てもらいたいです。
一方、冬は北風が強く吹くのでポイントに行ける可能性が低くなってきます。
また、ポイントが港から離れているので冬の時期だと風が冷たいのでボートの移動時間が長くなります。
以上のことから、恩納階段前は夏がボートの上も快適なのかなと思います。
お客様へ行きたいポイントを訪ねたところ、名前があげられるのが多いこともあり、まだ潜ったことがない人には是非一度潜っていただきたいポイントです!