2023も開催決定!
ピンクマーリンクラブでは、2023年もサンゴの産卵を見に行くナイトダイビングツアーを開催することが決定いたしました!
2023年、産卵が予想される日程は、
- 5月21日(日)〜 5月25日(木)
- 6月5日(火)〜 6月9日(金)
- 6月19日(月)〜 6月23日(金)
- 7月4日(火)〜7月8日(土)
昨年からは、ダイビングライセンスをお持ちでない方向けにシュノーケルツアーも同時開催!
ツアー詳細・ご予約はこちらから!
春の海の一大イベント「サンゴの産卵」が水中で繰り広げられました。
沖縄本島北部 恩納村海域において例年5月後半から6月中にかけて潮の干満において“大潮”と言われる時期に様々なサンゴが産卵を行います。
産卵を行う時間は19時以降から遅いサンゴになると22時以降に産卵するサンゴもあります。
サンゴというのは刺胞動物と呼ばれる生物で、バンドルと呼ばれるタマゴを産卵しそれが水底の岩などに着床してそこからサンゴが成長していきます。詳細は来年是非、皆さんの目で見て頂きたいです。
では、今年のサンゴの産卵について報告をさせて頂きます。
最初に確認したのが5月後半にスギエダミドリイシと言う、ミドリイシサンゴの仲間の産卵を確認出来ました。
22時以降の産卵でしたが今年最初の産卵はやはり見応えがありました。
スギノキミドリイシ
産卵が始まる前の画像を見るとサンゴのポリプと呼ばれるところから薄いピンク色の玉が出てきているのが分かると思います。これがバンドルと言うサンゴのタマゴです。
産卵時間になると徐々にバンドルが顔を出し放出されていき、最盛期になると周辺はバンドルが一面に広がりまるで水中に雪が舞い上がっているような感じになり、バンドルは水面に向かって浮き上がっていきます
そして、2回目の産卵は6月中旬の大潮後に確認出来ました。
今回はクシハダミドリイシとウスエダミドリイシ・ヤッコミドリイシの産卵でした。毎回同様のシーンですが見る度にやはり感動します。ウスエダミドリイシとヤッコミドリイシの産卵時間は19時半ごろから連続して始まり、1時間ほど続きます。
ヤッコミドリイシ
ウスエダミドリイシ
最後の産卵は6月後半の大潮後、ヤッコミドリイシとドネイサンゴの爆発的な産卵でした。
ドネイサンゴ
時間としては20時過ぎから始まりました。特にヤッコミドリイシのバンドルはピンク色が濃く産卵が始まるとバックの暗いのでピンク色のバンドルがより鮮やかに映し出されます。またヤッコミドリイシの産卵においてバンドの放出が一気に出るのでかなり見応えがあると思います。
2021年のサンゴの産卵は終了しましたがまた来年も同様に自然の営みは繰り返されます。
今年、見る事が出来なかった方もまた来年必ずありますので是非、見に来て頂けることを願っています。
ちなみに水深は約4mと浅い水深なので1時間以上のダイビングは可能です。
またナイトダイビングに慣れていない方も安心してご参加頂けるようにスタッフがブリーフィング・ご案内させて頂きます。
サンゴの産卵の動画をyoutubeでチェック
youtubeのピンクマーリンクラブチャンネルでは、今年のサンゴの産卵の動画もアップしているのでチェックしてみてくださいね。
写真よりも、幻想的な様子が確認いただけると思います。
サンゴの産卵ナイトダイビングは、毎年5月・6月の満潮時に開催しています。
- オープンウォータダイバー以上の資格
- ナイトダイビング経験者
- ダイビング経験本数20本以上でフリー潜行できる方
- 暗いところが平気な方
- 半年以内にダイビングをされている方
上記の条件に満たない方は、日中にスキルチェックをさせて頂きますので事前にお問い合わせください。
開催時期は、公式ホームページや各種SNSで告知しますので、合わせてチェックしてみてくださいね。