こんにちは。ピンクマーリンクラブインストラクターの内原です。
スキューバダイビングは老若男女問わず、生涯スポーツとして楽しんで頂けるマリンスポーツです。
ですが、ライセンスを取得後もファンダイビングをするまでに時間が掛かってしまい、楽しいダイビングが毎回復習の様なダイビングになっている方が多いのではないでしょうか?
普段の生活の中で時間が取れずにやっと取得した、ライセンスカードも財布の中で眠っている方がほとんどだと思います。
何かのきっかけで少しでもダイビング行く気持ちを作れるようになればいいかと思い、今回は、最初に揃え方が良い器材という事で少しお話をさせて頂こうと思います。
ダイビングに必要な器材は?
スキューバダイビングの道具は、一般的に高価です。そのため、購入に至らずレンタル器材に頼っている方が多くおられると思います。レンタル器材は手入れをする必要もなく、旅行に行く時にも荷物にならず身軽にダイビングに行く事が出来ます。その分、毎回レンタル費用が発生します。
ご自身の器材を持つという事は、保管やオーバーホール等様々な事を考えないといけなくなりますが、総合的に考えれば自分専用の器材を持つことはプラスになると思います。
そして、何よりも器材を持つことでダイビングに行くという事が前向きになり潜る技術が飛躍的に上達する事は間違いないでしょう。
スキューバダイビングをするにあたり揃える器材一覧は下記の通りです。
・マスク
・スノーケル
・フィン
・ブーツ
・ウェットスーツ
・ダイブコンピューター
・BCD
・レギュレーター
これだけあれば、十分に潜ることが出来ます。
最初に揃えるべき器材は軽器材!
結論から言うとこの中で最初に揃えた方がいい器材としては一般的に“軽器材”と言われるマスク・スノーケル・ブーツ・フィンがあれば良いと思います。これだけあればシュノーケリングをすることも可能で、ダイビングをする時にはウェットスーツ・BCD・レギュレーターをレンタルすれば潜ることも出来ます。
軽器材から揃えるという事には理由があります。種類や形については特にこだわらないという事で説明すると、マスクについては視野を確保するために不可欠なものですし、これがないと何も始まりません。
スノーケルについては水面での呼吸を確保する事と水面においてタンクの空気を節約する為です。フィンについては、行動範囲を広げ行きたい所に自由に行く為にも必要です。
この様な理由からダイビングをするという事を前提に考えれば、“軽器材”から揃えていく事が順番としていいかと思います。
器材の価格や耐久性ってどうなの?
では、価格面・耐久性等を考えてみましょう。
あくまで一般的な器材の価格を目安に概算でご案内させて頂きます。
“軽器材”については、おおよそ30,000円程度で揃える事が出来ると思います。
視力がかなり悪く、度付きレンズをマスクに入れたい場合はプラス10,000円程度高くなると思います。
全ての器材の価格としては、軽器材30,000円・ウェットスーツ70,000円・BCDとレギュレーター150,000円、ダイブコンピューター60,000円、合計310,000円程度ですべての器材が揃うと考えてもらえばいいかと思います。
あくまで概算価格です。この価格より安く揃える事も出来るかと思います。
選ぶ器材の中にもピンとキリがありますので、安いからと言って悪い器材ではありませんし、色やデザインで自分の好みを選ぶことは服を選ぶのと同様でご自身が納得した器材で潜ることは気持ちにも余裕が出てきて良い事だと思います。
また耐久性についてですがプラスチック部品を多く使っている物に関しては熱や経年劣化による破損がよく見られます。(個人的に感想です。)どうしても、過酷な環境において使用する器材なので購入時は器材の素材にも考慮する事が良いと思います。
大切に使えば数十年は使用出来るものですので。
ダイビング器材の選び方は?
器材選びには時間をかけて、自分が納得のいく物を選んで購入する事が良いと思います。器材の特徴についてはしっかりと説明してもらう事が大切です。ショップのスタッフが勧める器材と自分が選ぶ器材が違った場合に、どう違うのか何を優先するのかを考えて購入すべきだと思います。
コスト面について、購入した方が良いかどうかは、今後続けていけるかをまず考えて続ける事が出来そうであれば年間どのくらい潜るかによって、レンタルがいいか購入がいいかを検討して下さい。
必ずしも購入する事がいいとは限りません。
スキューバダイビングは生涯スポーツとして続けていけるマリンスポーツです。私の個人的な意見ですが、器材を揃える事がダイビング技術向上の早道ですので、是非長い目で見て検討する事が良い事だと思います。
沖縄恩納村のダイビングショップ、ピンクマーリンクラブでは器材の販売も行っていますので、インストラクターにご相談いただければおすすめの器材のご紹介もさせていただきます。
無理な販売は行っておりませんので、ダイビングにお越しの際にご相談していただければと思います。