ダイビングのライセンスを取ったのはいいけど、取得以来ダイビングをまだしたことがない!という方は多いのではないでしょうか。
例えば沖縄旅行に来て、天気も良く穏やかで綺麗な海が目の前に広がって、シチュエーション最高!よし、ダイビングに行こう!!
そう思っても、ブランクがあることに不安が先立ち、結局シュノ―ケリングツアーに参加して後でやっぱりダイビングにすればよかったと後悔してしまう方も多くいるはずです。
ブランクがあっても、自信を持ってファンダイビングに参加頂けるよう、まずは器材セッティングのアドバイスをしたいと思います。
器材セッティング
では、ダイビングの器材を準備してから手順を説明していきましょう。
必要となる器材はBCD・レギュレーター・タンクがあれば準備完了です。
1.タンクバルブにキャップもしくはテープが付いていたらそれを外します。
2.レギュレーター接続部分にOリングが付いている事を確認します。
3.バルブノブを回して、空気を少し出し匂いがないか確認します。
この時にバルブノブの開閉の方向を確認すること。
4.次に自分の立ち位置を決めます。これはかなり重要です。
(1~3の前でもOKです。)
タンクを目の前に置き、バルブノブが自分の右手の位置に来るように立ちます。
要はタンクの背面から器材を作っていきます。
※セッティングが終わるまではこの位置をキープして下さい。
5.セッティングに入ります。
まずはBCDの取り付けです。BCDはタンクの前面に来るようにタンクの上からBCDのタンクベルトを被せる様に通し、BCDの後襟のところがタンクバルブの高さに合うように位置を決め、位置が決まったら、タンクベルトを締めてタンクに固定します。
BCDのタンクベルトは小さい物と大きい物の二つがあり、小さい方はタンクバルブの下に大きい方はタンク自体に留める様になっています。
6.タンクにBCDを固定出来ているか確認をします。
タンクバルブを上から手で押さえBCDの襟首もしくはハーネスを掴んで上下に数回引っ張り、BCDが動かないか確認します。しっかりと固定されておれば、問題ありません。
ここで注意ですがBCDを持ち上げない様にして下さい。万が一、タンクが固定されていなかった場合持ち上げるとタンクが足の上に落ちてくることになり、骨折する可能性があります。
7.レギュレーターの接続
ファーストステージのヨークスクリューを緩めてダストキャップを外し、右手にセカンドステージを左手に残圧計が来るように持ちます。
ヨークスクリューを自分の方に向けた状態でファーストステージをタンクバルブの上から被せ、Oリングに接続部分を当ててヨークスクリューをタンクバルブのエクボの部分にゆっくりとねじ込んでいきます。ねじ込む強さはヨークスクリューを指3本で摘みながらしっかりと止まるまでねじ込んで下さい。(力一杯締めない様に注意して下さい。
次にBCDのパワーインフレーターに中圧ホースを接続します。
これでセットは完了ですのでバルブを開けますが、バルブは全開に開いて一回転の半分だけ戻しておきます。(バルブ保護の為に戻します。)
バルブを開いたら、レギュレーター呼吸とBCDに吸気と排気が出来るか確認します。
レギュレーターとオクトパスのパージボタンを数回押し、空気が出来るか確認した後にマウスピースをくわえてレギュレーター呼吸をし、ちゃんと呼吸出来るかを確認して下さい。
パワーインフレーターの吸気と排気の確認です。吸気ボタンを押してBCDに吸気が出来る事と排気ボタンを押して排気が出来る事を確認する。
はい、これで完了です! ここまで出来ればあとはセッティング出来た器材を背負って海に入るだけです。
一通りの流れを説明しました。専門用語がありそこからわからない事が多くあると思いますがテキストを見直して器材の名称等、調べてみて下さい。
安全に潜る為に自分で器材の管理も出来る事が重要です。
インストラクターに頼りきりにならない為にもご自身で出来る事をしっかりと学んでいってくださいね。
youtubeに動画もアップしました
より理解していただけるよう、動画を作成してyoutubeにアップしています。
文章+写真よりもわかりやすいと思うので、是非見てくださいね!
ブランクダイバーさん、初心者ダイバーさんは、ファンダイビングに参加する前におさらいとして、見ておくと当日慌てずにすみますよ。
他にも、恩納村の海の動画をアップしているのでyoutubeのピンクマーリンクラブチャンネルもチェックしてみてくださいね。