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沖縄・冬のダイビングの魅力 海の宝石・ウミウシ

 公開日時:2016/02/10
この記事は約 3 分で読めます。 1,788 Views
キベリアカイロウミウシ

南国沖縄の海も、次第に水温が下がり始めました。
ダイビングは夏のイメージが強いように感じますが、冬でもダイビングは出来ます!
さらに素敵な出会いがいっぱいなんです。

まずは、一年を半分に割って比べるとどう違うのでしょう?

5~10月

気温 28℃~31℃(最高気温)
水温 25℃~30℃

ゴールデンウィークを過ぎたあたりから、徐々に水温が上がり始めます。
東~南風の日が多く、恩納村がある西海岸は良い海況が続く時期です。
日差しも強く、プランクトンが多い日でも透明度が高く感じます。
まさにダイビングシーズン!! ですが、台風の影響が出る時期でもあります。

11月~4月

気温 寒い日で  10℃~15℃
暖かい日で 20℃~25℃
水温 19℃~24℃

数字を見ても寒そうですね...。
しかし水温が下がってくる分、プランクトンが少なくなり透明度は上がってきます。
条件が良ければインリーフで透明度40m近い日もありました!
海況は、北~北東の風の日が多くなる為、波立って荒れる日が多くなってきます。
人気の青の洞窟は行ける日が少なくなり、しばしばボートが出せない事も...。
こう見てみると水温の低い時期は、透明度が上がるだけでメリットがなさそうですよね?

でも、冬に増えてくるものがあるんです!
しかも、綺麗なものが多い! 寒さなんか忘れてしまいますよ!

それが海の宝石・ウミウシです!

レンゲウミウシ

1年を通してウミウシを見ることが出来ますが、断然冬のほうが数・種類ともに多くなります。水温が下がってくると、比較的浅いところにやって来るからなんです。多くが産卵のためにやって来るようです。

ウデフリツノザヤウミウシ

では、ウミウシって何なのでしょう?

ウミウシは、貝の仲間なんです。
ナメクジとカタツムリが仲間で、貝殻のあるなしの違いと一緒です。
ダイビングで見ることの出来るウミウシは、比較的小さいものが多く、綺麗な色の物も数多くいます。
そして何より、動きが遅いので魚よりも写真が撮りやすい!
綺麗さ・写真の撮りやすさなどから、ダイバーに人気の生き物の一つです。

キスジカンテンウミウシ

ダイビングで潜る場所により見られる種類は異なってきますが、夏場に行くことの少ない東海岸は種類が豊富です。
冬の時期、西海岸恩納村でボートが出せない場合は、よく東海岸のビーチにて潜ります。
滅多に見れないレアなウミウシがいたり、和名が付いていないウミウシがいたりと、毎回ワクワクさせられます。図鑑に無い新種を見つけられるかもしれませんね!

 イガグリウミウシ

ウミウシのほかには、やっぱりクジラですね!
2月あたりから水中で耳を澄ますと、クジラの鳴き声が聞こえる日があるんです。
運が良い日には、ボートで移動中に遭遇することもあります!
4月上旬あたりまでがクジラのシーズンです。
ホエールウォッチングに行かなくても見れるかもしれませんね!

また、沖縄では1月下旬から2月にかけて、桜の開花も見れます。
沖縄の冬ならではの楽しみです!
夏に比べて混み合うことがほとんど無いので、ゆっくりのんびり過ごせます。

是非、冬の沖縄を堪能してください。お待ちしております。

ピンクマーリンクラブ

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